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【アジアサッカートライアウト】2022-2023シーズン・冬期「タイリーグ編」

トライアウト
2022年9月29日

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引用:アントーンFC 公式 Facebookページ

 

 

新型コロナウイルスの影響も徐々に鈍化しており、アジア各国のサッカーシーンのみならず、私生活面でもコロナ前に戻りつつあると実感しております。コロナ禍の約2年間という期間も移籍関連の動きが鈍くなっていたリーグがありましたが、アジア各国の2023-2023・夏期の移籍期間では今まで貯めていたパワーが爆発をしたかのように移籍市場は急激に活発化され、今までとは違った移籍の実例が出てきておりました。そんな中でも、我々 GOAL SPORTS AGENCY は時代の流れを迅速に予測をしつつ、アジア各国のリーグやクラブ、そして、選手達と向き合っております。

 

今回は、アジアにあるリーグの中でも最も日本人選手が多くがプレーをする事を希望、実際に沢山の日本人選手達がプレーをすると言われている「タイリーグ2022-2023シーズン・ 冬期」の移籍期間についてまとめさせて頂きます。

 

【タイトライアウトに挑戦をする選手を募集しています】

こちらの記事を読まれて、GOAL SPORTS AGENCY のタイ(またはアジア各国)のトライアウトコーディネートにご興味ある方は、LINE公式アカウントからお問合せください。その後、各選手の状況と要望を確認させて頂いた後に資料を送らせて頂き、個人に合ったトライアウトプランを提案させて頂きます。

 

 

タイリーグについて

引用:ブリーラム・ユナイテッド 公式 Facebookページ

 

 

タイリーグはアジアサッカー連盟が定めるAFCクラブコンペティションランキングで9位となりアジア全体でもトップ10入り、そして、東南アジアの中で最もリーグレベルが高いという評価を受けています。アジア内でのクラブチームNO.1を決めるアジアチャンピオンズリーグでもブリーラム・ユナイテッドやBGパトゥム・ユナイテッドがグループステージを突破した例もあり、タイリーグの評価をアジア内で認めてもらうには相応しいような活躍を披露しています。

 

タイリーグは新型コロナウイルスの影響を大きく受け、欧州各国のリーグと合わせて9月に開幕をする秋春制を2020−2021シーズンから導入致しました。これに伴い、欧州のサッカーカレンダーとはスケジュールが近しいものとなりましたが、Jリーグなどの日本国内のリーグスケジュールとはズレが生じることにより、日本からタイリーグへの移籍はより難しくなったとも言えるかもしれません。

 

これから始まるタイリーグ2022−2023シーズン・冬季のリーグスケジュールと移籍期間も下記にまとめていますのでご確認ください。

 

リーグ編成については、タイリーグ2021−2022シーズンと同じとなり、全国リーグのタイリーグ1部とタイリーグ2部、そして、6つの地域からなる地域リーグのタイリーグ3部の3カテゴリーがプロまたはセミプロリーグとして外国人枠も設けられており日本人選手を含めた外国人選手が加入し、プレーすることが出来ます。

 

 

タイリーグのトライアウト期間について

引用:STKムアンノンFC 公式 Facebookページ

 

 

タイリーグ1部から3部までの新しいリーグスケジュールと移籍期間も発表されましたので下記をご確認ください。こちらのスケジュールはタイサッカーのメディアから発表されたものとなりますが、今後、正式にタイリーグまたはタイサッカー協会からリーグスケジュールが発表され、スケジュールが変動する可能性も大いにあることを事前に理解しておく必要性もあります。

 

【リーグ戦スケジュール】

●タイリーグ1部 2022年8月12日(金)〜2023年5月14日(日)

●タイリーグ2部 2022年8月12日(金)〜2023年4月30日(日)

(プレーオフ)  2022年5月 6日(土)〜2022年5月27日(土)

●タイリーグ3部 2021年9月10日(土)〜2023年3月18日(土)

(プレーオフ)  リーグ側からの公式発表待ち

※タイリーグは2020シーズンから秋春制を採用し、リーグスケジュールが大きく変更されました。

 

【移籍期間スケジュール】

●タイリーグ1部&2部&3部

前期:2022年 5月25日(水)〜2022年8月 9日(火)

後期:2022年12月19日(月)〜2023年1月17日(火)

※FIFA-TMSを参照。リーグ戦や代表戦のスケジュール次第では移籍期間が変更される場合もありますのでご注意ください。

 

上記のスケジュールを基に、タイリーグ1部または2部で早いクラブは10月中旬から11月上旬までに外国人選手の入れ替えを確定するクラブも出始めると予想しています。また、タイリーグ3部で早いクラブは11月中旬から下旬頃には外国人の入れ替えを確定すると予想をしていますが、殆どのクラブは12月上旬から下旬頃までに確定をするスケジュールで動くと予想をしています。

 

タイリーグ1部&2部は外国人選手向けのトライアウトは殆ど行われておりません。また、こちらの記事を読まれている多くの選手が該当すると予想されるタイリーグ3部のクラブでは、日本人選手を含めた外国人選手向けのトライアウトが本格的に開始されるのは、11月下旬から12月上旬頃からスタートし、12月中旬頃から徐々にピークを迎え始めてくるのではと予測を立てております。

 

 

タイリーグの外国人枠について

引用:プレー・ユナイテッド 公式 Facebookページ

 

 

タイリーグ1部は5+1+∞、タイリーグ2部は3+1+1、タイリーグ3部は3+0+0となっており、数字の左側から南米や欧州の選手達が主となる「国籍が関係無い外国人枠」、日本人や韓国人が主となる「アジアサッカー連盟の管轄内のパスポート保持者のアジア人枠」、フィリピン人やミャンマー人が主となる「アセアンサッカー連盟の管轄内のアセアンパスポート保持者のアセアン人枠」となっております。

 

日本人として最も重要なのはアジア枠があるか無いかとなっており、タイリーグ1部と2部に関しては今までのシーズンと大きくは変わりはなくアジア枠が確保されていますが、2020−2021シーズンからタイリーグ3部ではアジア枠が撤廃されたことにより、日本人選手にとっては大きなデメリットが生まれ、南米やアフリカの選手達と枠を奪い合う形となってしまいました。

 

 

タイリーグクラブと契約をするハードル

引用:スコータイFC 公式 Facebookページ

 

 

どれくらいの実績を持っていればタイリーグのどのカテゴリーのクラブと契約が出来る可能性があるのかと言う質問を頂く機会も多いので、直近3シーズンの情報を参考として記載をさせて頂きます。

 

タイリーグ1では、ブルガリアやポーランド1部で活躍し日本代表にも招集された経験がある加藤恒平選手がチェンライ・ユナイテッドに加入、また、Jリーグや天皇杯でも優勝経験があり、U23日本代表でも5試合に出場経験があるエスクデロ競飛王選手がチェンマイ・ユナイテッドに加入をしております。

 

タイリーグ2では、J2で114試合の出場経験があり、J3とJFLも含めると279試合の出場歴がある関光博選手がラノーンFC(現在は未所属)に加入。タイリーグ3では、J1クラブの所属経験があり、J2で50試合、J3で137試合に出場経験がある廣田隆治選手がチェンライ・シティFCに加入、欧州のリトアニア1部でプレー経験がる小池晃弘選手がパッタニーFC(現在はウドン・ユナイテッドに所属)に加入をしました。

 

上記をまとめますと、タイリーグ1はJ1またはJ2に所属経験もありU23またはA代表に招集された経験がある選手が好まれる傾向があり、タイリーグ2ではJ2またはJ3、そして、東南アジア各国で活躍をしてきた選手達にチャンスがあると考えらえています。また、タイリーグ3は地域リーグとなりチーム数も多く、予算もばらつきがある為、比較的、どの選手にも拓かれたリーグと言えるでしょう。

 

 

GOAL SPORTS AGENCYのタイリーグ契約実績

 

 

過去4シーズンの GOAL SPORTS AGENCY のタイリーグでの契約獲得状況を下記にまとめさせて頂きました。

 

【過去4シーズンのタイリーグでの契約実績】

●2022-2023・夏期のみ=合計12名

(タイリーグ2=2選手、タイリーグ3=9選手と監督1名)

●2021-2022・夏期&冬期 =合計15名

(タイリーグ2=2選手、タイリーグ3=12選手と監督1名)

●2020-2021・夏期&冬期=合計17名

(タイリーグ2=3選手、タイリーグ3=4選手、タイリーグ4=10選手)

●2019・冬期&夏期=合計21名

(タイリーグ1=2選手、タイリーグ2=5選手、タイリーグ3=6選手、タイリーグ4=8選手)

 

まとめますと、タイリーグの1部から4部まで2019年から2022年まで合計4シーズンで延べ65名の契約に携わっております。下記に参考資料と共に契約実績の選手プロフィールや写真もありますので、エージェントまたはコーディネート会社を選ぶ際の一つの検討材料としてご覧ください。

 

参考 ▶︎ アジアトライアウト2022シーズン契約選手実績一覧

参考 ▶︎ アジアトライアウト2021シーズン契約選手実績一覧

参考 ▶︎ アジアトライアウト2020シーズン契約選手実績一覧

参考 ▶︎ アジアトライアウト2019シーズン契約選手実績一覧

 

 

タイ国内の新型コロナウイルスの状況

引用:Pattaya Mail(サイアム・スクエアの様子)

 

 

2022年9月20日現在のタイ国内の新型コロナウイルスの状況は、現地で生活をしている面ではマスクを着用している、アルコール消毒の機会が増えた以外では、ほぼコロナ前に戻ったと言っても過言では無い状況になっております。また、入国の面でもワクチンを2度接種をしていれば隔離無しで入国が出来、ワクチン未接種でも陰性証明書を持っていれば同じく隔離無しでの入国が可能となっております。

 

サッカー面でも入場者数の規制も無く、無観客試合もありませんので、こちらもコロナ前の状況に戻ったと行っても過言では無いでしょう。

 

 

タイリーグ後のステップアップについて

引用:台中Futuro 公式 Facebookページ

 

 

近年のタイリーグは選手のレベルも上がりアジア各国から注目を浴びている状況で、日本や韓国のリーグからタイリーグへ選手が移籍を果たしたり、タイリーグで活躍した選手が日本や韓国のリーグに移籍をしたりと、タイリーグよりも実力があると言われているリーグとの国際移籍が活発化しています。

 

また、タイ代表のチャナティップ選手がコンサドーレ札幌から川崎フロンターレに移籍をした際にはJリーグ市場最高の移籍金が動いたとも言われていたり、第2のチャナティップ選手としてスパチョーク選手がブリーラム・ユナイテッドからコンサドーレ札幌に加入をするなど、日本側からもタイ人選手やタイリーグの実力や価値が以前よりも評価されている状況となっております。

 

タイリーグは東南アジアの中でトップレベルの実力を持つことからタイリーグ1部でプレーする事が出来れば、周辺国への移籍のハードルは下がると考えられていますが、タイリーグ1部が周辺国の中では最も高い給与も準備され、他東南アジアのリーグへと直接的に移籍をする選手は限られている状況です。

 

また、以前よりもタイ国内でのステップアップを果たす選手も増えており、タイリーグ2部から1部へ、3部から2部へとタイ国内での活躍次第ではより良い環境に身を置くことも可能となっています。今年の夏には、タイリーグ1部または2部でプレーした選手が直接、インドネシアリーグに移籍をし、数万人の観客の前でプレーをする機会を得ている例も出ています。

 

 

まとめ

引用:ラノーン・ユナイテッド 公式 Facebookページ

 

 

近年、タイリーグでは全カテゴリー共に契約を獲得する為のハードルが高くなっている状況でありますが、その分、一度、タイリーグのクラブと契約をし活躍が出来れば下のカテゴリーから上のカテゴリーまでステップアップが出来、また、タイから東南アジア各国へ移籍出来るクラブの幅が拡がる可能性が整っています。

 

アジア圏のリーグの中では最も多くの日本人選手が所属し戦っているタイリーグは、これから海外にチャレンジをしたいと考えている選手やプロサッカー選手として少しで良い待遇や環境で勝負をしたい選手にとって、とても魅力的であり、刺激的なリーグです。

 

ただし、2022-2023シーズン・夏季の移籍期間から再度、世界中の実力を持った選手達がタイに集結する状況も生まれており、アジア枠が無くなったタイリーグ3部で1年目から良い条件でクラブと契約する為のハードルはとても高い状況となってしまいました。

 

近々、タイリーグへ挑戦を考えているサッカー選手がいましたら、GOAL SPORTS AGENCY まで是非お問い合わせください。2013シーズンからアジアサッカーに携わり、アジア全土の19カ国(+欧州1カ国)にて合計147選手の契約獲得に携わり、確かな実績と経験のあるコーディネーターやエージェントと共にあなたのタイリーグでのプロサッカー選手キャリア作りのサポートを全力でさせて頂きます。

 

お問い合わせは LINE公式アカウント から宜しくお願い致します。

 

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