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【アジアサッカートライアウト】2023-2024シーズン・夏期「タイリーグ編」

トライアウト
2023年4月5日

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引用:プレー・ユナイテッド 公式 Facebookページ

 

 

今年のアジアサッカーは、AFCチャンピオンズリーグが秋春制に移行するにあたり、アジア各国のリーグスケジュールも変更され、例年とは違ったタイムスケジュールで時間を過ごしている選手やクラブが増えています。それに伴い、アジア各国の2023ー2024・夏期の移籍期間も例年とは時期がズレていたり、選手獲得まで至るステップも変動し注意が必要なリーグも存在しています。そんな中でも GOAL SPORTS AGENCY は時代の流れを迅速に予測をしつつ、アジア各国のクラブやリーグ、そして、選手達と向き合っております。

 

今回は、アジアにあるリーグの中でも最も日本人選手が多くがプレーをする事を希望し、実際に沢山の日本人選手達がプレーをしてきた実績がある「タイリーグ2023ー2024シーズン・ 夏期」のトライアウトに関する情報をまとめさせて頂きます。

 

【タイトライアウトに挑戦をする選手を募集しています】

こちらの記事を読まれて、GOAL SPORTS AGENCY のタイ(またはアジア各国)のトライアウトコーディネートにご興味ある方は、LINE公式アカウントからお問合せください。その後、各選手の状況と要望を確認させて頂いた後に資料を送らせて頂き、個人に合ったトライアウトプランを提案させて頂きます。

 

 

タイリーグについて

引用:ポートFC 公式 Facebookページ

 

 

タイリーグはアジアサッカー連盟が定めるAFCクラブコンペティションランキングで9位となりアジア全体でもトップ10入り、そして、東南アジアの中で最もリーグレベルが高いという評価を受けています。アジア内でのクラブチームNO.1を決めるAFCアジアチャンピオンズリーグ2022でベスト8入りをBGパトゥム・ユナイテッドが果たし、過去にもブリーラム・ユナイテッドがグループステージを突破した例もあり、タイリーグの評価をアジア内で認めてもらうには相応しいような活躍を披露しています。

 

タイリーグは東南アジアではいち早く、欧州各国のリーグと合わせて8−9月に開幕する秋春制を2020−2021シーズンから導入致しました。これに伴い、欧州のサッカーカレンダーとはスケジュールが近しいものとなりましたが、Jリーグなどの日本国内のリーグスケジュールとはズレが生じることにより、日本国内からタイリーグへの移籍は難しくなったとも言えるかもしれません。

 

これから始まるタイリーグ2023−2024シーズン・夏季のリーグスケジュールと移籍期間も下記にまとめていますのでご確認ください。

 

リーグ編成については、タイリーグ2022ー2023シーズンと同じとなり、全国リーグのタイリーグ1部とタイリーグ2部、そして、6つの地域からなる地域リーグのタイリーグ3部の3カテゴリーがプロまたはセミプロリーグとして外国人枠も設けられており日本人選手を含めた外国人選手が加入し、プレーすることが出来ます。

 

 

タイリーグのトライアウト期間について

引用:サムットプラカンFC 公式 Facebookページ

 

 

タイリーグ1部から3部までの新しいリーグスケジュールは未だ発表されてないですが、移籍期間に関しては既に発表されましたので下記にまとめさせて頂きます。こちらのスケジュールは例年のタイリーグの大まかな動きから予測を立てたものとなりますので、参考程度にご覧ください。正式にタイリーグからシーズンの発表があり次第、こちらでもアップデートさせて頂きます。

 

【リーグ戦スケジュール】

●タイリーグ1部 2023年8月11日(金)〜2024年6月16日(日)

●タイリーグ2部 2023年8月11日(金)〜2024年5月18日(土)

(プレーオフ)  2024年6月 1日(土)〜2024年6月23日(日)

●タイリーグ3部 2023年9月上旬頃〜2024年3月下旬頃

(プレーオフ)  2024年4月上旬頃〜2024年5月下旬頃

 

【移籍期間スケジュール】

●タイリーグ1部&2部&3部

前期:2023年 6月 1日(木)〜2023年8月 4日(金)

後期:2023年12月27日(水)〜2024年1月26日(金)

※FIFA-TMSを参照。リーグ戦や代表戦のスケジュール次第では移籍期間が変更される場合もありますのでご注意ください。

 

上記のスケジュールを基に、タイリーグ1部は前シーズンが終わる4月頃からプレシーズンが始まる6月頃までに、タイリーグ2部はプレシーズンが始まる前の6月頃からシーズン開幕前の7月頃、タイリーグ3部ではシーズン開幕前の7−8月頃に獲得する外国人選手を確定すると予想をしています。

 

タイリーグ1部は外国人選手向けのトライアウトは殆ど行われず、タイリーグ2部はほんの数クラブしかトライアウトを行いません。また、こちらの記事を読まれている多くの選手が該当すると予想されるタイリーグ3部のクラブでは、日本人選手を含めた外国人選手向けのトライアウトが本格的に開始されるのは、7月上旬頃からスタートし、7月下旬頃から徐々にピークを迎え始めてくるのではと予測を立てております。

 

 

タイリーグの外国人枠について

引用:ブリーラム・ユナイテッド 公式 Facebookページ

 

 

2022ー2023シーズンの各カテゴリーの外国人枠は、タイリーグ1部は5+1+∞、タイリーグ2部は3+1+1、タイリーグ3部は3+0+0となっており、数字の左側から南米や欧州の選手達が主となる「国籍が関係無い外国人枠」、日本人や韓国人が主となる「アジアサッカー連盟の管轄内のパスポート保持者のアジア人枠」、フィリピン人やミャンマー人が主となる「アセアンサッカー連盟の管轄内のアセアンパスポート保持者のアセアン人枠」となっており、2023ー2024シーズンも同様の外国人枠となると予想されています。

 

日本人として最も重要なのはアジア枠があるか無いかとなっており、タイリーグ1部と2部に関しては今までのシーズンと大きくは変わりはなくアジア枠が確保されていますが、2020−2021シーズンからタイリーグ3部ではアジア枠が撤廃されたことにより、日本人選手にとっては大きなデメリットが生まれ、南米やアフリカの選手達と枠を奪い合う形となってしまいました。

 

 

タイリーグクラブと契約をするハードル

引用:BGパトゥム・ユナイテッド 公式 Facebookページ

 

 

どれくらいの実績を持っていればタイリーグのどのカテゴリーのクラブと契約が出来る可能性があるのかと言う質問を頂く機会も多いので、直近3シーズンの情報を参考として記載をさせて頂きます。

 

タイリーグ1では、J1で311試合の出場数を誇る丸橋祐介選手がBGパトゥム・ユナイテッドに、J1とJ2で278試合に出場し主将を務めた経験もある新井涼平選手がスコータイFCに在籍しています。また、ブルガリアやポーランド1部で活躍し日本代表にも招集された経験がある加藤恒平選手がチェンライ・ユナイテッドに、Jリーグや天皇杯でも優勝経験があり、U23日本代表でも5試合に出場経験があるエスクデロ競飛王選手がチェンマイ・ユナイテッド(現在は大リーグ2に所属中)に加入をしていた時期もあります。

 

タイリーグ2では、U16からU21日本代表を経験しベルギー2部でのプレー経験もある坂井大将選手がカスタムズ・ユナイテッドに、J2で94試合に出場しメキシコリーグ2部で77試合に出場経験がある小野悠斗選手がチェンマイユナイテッドに在籍しています。

 

また、タイリーグ3では、U21日本代表の経験がありJ1とJ2で75試合の出場経験がある三島勇太選手がアントンFCに、J2で50試合J3で137試合に出場経験がある廣田隆治選手がチェンライ・シティFC(後期にはタイリーグ1のチェンライ・ユナイテッドに移籍)に在籍をしています。

 

上記をまとめると、タイリーグ1はJ1またはJ2に所属経験もありU23またはA代表に招集された経験がある選手が好まれる傾向があり、タイリーグ2ではJ2またはJ3、そして、東南アジア各国で活躍をしてきた選手達にチャンスがあると考えらえています。また、タイリーグ3は地域リーグとなりチーム数も多く、予算もばらつきがある為、比較的、どの選手にも拓かれたリーグと言えるでしょう。

 

 

GOAL SPORTS AGENCYのタイリーグ契約実績

引用:ワーシップFC 公式 Facebookページ

 

 

過去4シーズンの GOAL SPORTS AGENCY のタイリーグでの契約獲得状況を下記にまとめさせて頂きました。

 

【過去4シーズンのタイリーグでの契約実績】

●2022-2023・夏期&冬期=合計15名

(タイリーグ2=3選手、タイリーグ3=11選手と監督1名)

●2021-2022・夏期&冬期 =合計15名

(タイリーグ2=2選手、タイリーグ3=12選手と監督1名)

●2020-2021・夏期&冬期=合計17名

(タイリーグ2=3選手、タイリーグ3=4選手、タイリーグ4=10選手)

●2019・冬期&夏期=合計21名

(タイリーグ1=2選手、タイリーグ2=5選手、タイリーグ3=6選手、タイリーグ4=8選手)

 

まとめますと、タイリーグの1部から4部まで2019年から2022年まで合計4シーズンで選手と監督を含めて延べ68名の契約に携わっています。下記に参考資料と共に契約実績の選手プロフィールや写真もありますので、エージェントまたはコーディネート会社を選ぶ際の一つの検討材料としてご覧ください。

 

参考 ▶︎ アジアトライアウト2022-2023シーズン契約選手実績一覧

参考 ▶︎ アジアトライアウト2022シーズン契約選手実績一覧

参考 ▶︎ アジアトライアウト2021シーズン契約選手実績一覧

参考 ▶︎ アジアトライアウト2020シーズン契約選手実績一覧

参考 ▶︎ アジアトライアウト2019シーズン契約選手実績一覧

 

 

タイリーグ後のステップアップについて

引用:アントンFC 公式 Facebookページ

 

 

近年のタイリーグは選手のレベルも上がりアジア各国から注目を浴びている状況で、日本と韓国と中国のリーグからタイリーグへ選手が移籍を果たしたり、タイリーグで活躍した選手が日本と韓国と中国のリーグに移籍をしたりと、タイリーグよりも実力があると言われているリーグとの国際移籍が活発化しています。

 

また、タイ代表のチャナティップ選手がコンサドーレ札幌から川崎フロンターレに移籍をした際にはJリーグ市場最高の移籍金が動いたとも言われていたり、第2のチャナティップ選手としてスパチョーク選手がブリーラム・ユナイテッドからコンサドーレ札幌に加入をするなど、日本側からもタイ人選手やタイリーグの実力や価値が以前よりも評価されている状況となっています。

 

タイリーグは東南アジアの中でトップレベルの実力を持つことからタイリーグ1でプレーする事が出来れば、マレーシアやインドネシアなどのタイ周辺国への移籍のハードルは下がると考えられていますが、タイリーグ1でのプレーや条件の環境が優れている事もあり、タイリーグ1からタイ周辺国へ直接的に移籍をする選手は限られている状況です。

 

また、以前よりもタイ国内でのステップアップを果たす選手も増えており、タイリーグ2部から1部へ、3部から2部へとタイ国内での活躍次第ではより良い環境に身を置くことも可能となっています。今年の夏には、タイリーグ2でプレーした選手が直接、インドネシアリーグに移籍をし、数万人の観客の前でプレーをする機会を得ている例も出ています。

 

 

まとめ

引用:ラパチャFC 公式 Facebookページ

 

 

近年、タイリーグでは全カテゴリー共に契約を獲得する為のハードルが高くなっている状況でありますが、その分、一度、タイリーグのクラブと契約をし活躍が出来れば下のカテゴリーから上のカテゴリーまでステップアップが出来、また、タイから東南アジア各国へ移籍出来るクラブの幅が拡がる可能性が整っています。

 

アジア圏のリーグの中では最も多くの日本人選手が所属し戦っているタイリーグは、これから海外にチャレンジをしたいと考えている選手やプロサッカー選手として少しで良い待遇や環境で勝負をしたい選手にとっても、魅力的であり刺激的なリーグです。

 

近々、タイリーグへ挑戦を考えているサッカー選手がいましたら、GOAL SPORTS AGENCY まで是非お問い合わせください。2013シーズンからアジアサッカーに携わり、アジア全土の19カ国(+欧州1カ国)にて合計147選手の契約獲得に携わり、確かな実績と経験のあるコーディネーターやエージェントと共にあなたのタイリーグでのプロサッカー選手キャリア作りのサポートを全力でさせて頂きます。

 

お問い合わせは LINE公式アカウント から宜しくお願い致します。

 

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