NEWS
東南アジアサッカーと言うとタイ、ベトナム、インドネシアなどの国がレベルや環境も含めて発展しているというイメージがあると思われますが、ASEAN(東南アジア諸国連合)には10カ国が加盟しており、それぞれの国でサッカーは人気スポーツの1つとして広く楽しまれています。今回の記事ではタイの北部に位置するラオスについてラオスでのサッカーとそこでのトライアウトについて触れたいと思います。
ラオスリーグ(ラオプレミアリーグ)について
2019シーズンのラオス国内1部リーグに当たるラオプレミアリーグは全6チームで開催され、優勝クラブには国際大会であるAFCカップへの出場権、2位クラブにはプレーオフへの出場権が与えられます。今シーズン優勝したラオトヨタFCは2名の日本人選手と日本人監督を要してリーグ3連覇となる優勝を成し遂げ、2位のマスター7FCにも3名の日本人選手が所属していたこともあり、ラオスでの日本人選手の評価は非常に高いと言えます。チーム数も少なく、レベルや環境面ではまだ発展途上のリーグですが、ここで活躍し、国際大会という舞台でプレーすることは選手としての価値をあげる大きなチャンスとなるでしょう。
ラオスについて
ラオスは中国とベトナム、カンボジア、タイと国境を接する社会主義国です。通過はキープが使われていますが、首都ビエンチャンではタイバーツや米ドルも使用することができ、言語でもラオ語が公用語とされていますが、タイ語でもコミュニケーションがとることができ、隣国タイの影響を大きく受けていると言えます。首都のビエンチャンには70万人ほどが住んでおり、多くのサッカークラブも首都に集中しているため、リーグ戦のほとんどの試合が首都ビエンチャンで開催されています。
トライアウト期間
ラオスリーグ(ラオプレミアリーグ)に関しまして、例年リーグ戦の開幕は2月または3月、そしてシーズン終了は9月または10月となっております。そして選手の移籍・登録ができる「移籍期間」は2020シーズンでは2019年12月16日から2020年2月15日と、前期と後期の間の2020年5月25日から2020年6月24日の計2回となっております。そのため「アジアトライアウト2020(前期)」ではリーグ開幕前の11月下旬から2月中旬に開催させて頂きます。
最後に
国内リーグだけを見ればラオスはまだまだ改善点の多いリーグだと言えるでしょう。しかし、だからこそ他の国にはない魅力やチャレンジする価値もあります。また、どんなリーグだとしてもその国でプロサッカー選手として、外国人助っ人として生きていくということは簡単なことではありません。我々、GOAL Sports Agencyでは選手の不安をできるだけ取り除き、彼らが持つ本来の力が発揮され、彼らが日本からアジア、アジアから世界へとステップアップするためのチャレンジを共にしていきたいと思っております。
アジアから世界を目指す熱いプレーヤーのチャレンジをGOAL Sports Agencyはお待ちしております。
▼こちらの記事も併せてご覧ください▼
✔︎アジアトライアウトで契約を勝ち取るまでのストーリー①清水一平(タイ)
✔︎第3回グループトレーニングへの参加選手を募集致します
✔︎本間和生、大谷壮馬が所属するラオトヨタFC(ラオス)がLaos FF Cupで優勝